これがR32スカイラインType−M用のキャリパーです。 7020ブラケットの取説によると、Z32やS14、S15のキャリパーも使えるそうです。 GT−R用のキャリパーは残念ながら使うことが出来ないようです。 |
4つのピストンが見えます。 あと、ブレーキパッドも付いていますが、これは純正のパッドなので使いませんでした。一応予備として保管しておきます。 |
これはサンダーです。「NISSAN」の文字を削り取るために使います。本当は削りたくなかったんですけど、ホイールの内側に当たってしまうので仕方なく削りました。(^_^;) |
キャリパーは割と柔らかいので簡単に削れてしまいます。 こんな感じに削りました。削った後に紙やすりでキレイに整えておきます。 |
これはブレーキキャリパーOHキットです。カタログ風に並べてみました(爆)。 価格は、日産の部品卸店で2760円でした。部品番号は「41120-30P25」、品名は「シールキット」となっています。これはフロント左右セットです。 中古のキャリパーなので、OHしてから取り付けたほうが無難ですよね。それに、後でまたバラして組みなおすのも面倒なので、始めにやっておいた方が楽です。 |
OHするにはキャリパーの内部をバラします。ピストンはエアで押し出して抜くんですが、勢いよく飛び出すので気をつけないと怪我をします。 あと、バラす時にどのように付いていたか覚えておかないと、分からなくなってしまいます。(^_^;) |
これはピストンを洗浄して、サビを落としたところです。 キャリパーを手に入れてから、しばらく放っておいたのでちょっと錆びてしまったんです。(^_^;)。 仕方ないので、水やすりでシコシコ磨きました。 |
次はキャリパー本体の洗浄です。 キャリパー全体がオイルやブレーキパッドのカスで汚れているので、シンナーで磨きました。 これをやる時は屋外の風通しの良い所で作業を行ってくださいね!屋外でも、のんびりやっていると気持ちよくなってしまうことがありますので注意してください(笑)。 |
磨き終わって乾燥させたら、マスキングを行います。そうです、キャリパーを塗装するんです。 ピストンの入る凹みとフルードの入り口等に塗料が入り込まないように丁寧にマスキングします。 キャリパー自体はホイールの外側しか見えないので、内側は塗装しないことにしました。(^_^;) |
まず、サンダーで削った所をサフェーサーで吹きます。こうすることで塗料の乗りが良くなります。 また、微妙なデコボコもこれできれいに慣らせます。 |
塗装完了後の画像です。カラーはブラックにしました。ほとんどの人はゴールドとかレッドとかブルーに塗っていますが、おいらはあえてこの色にしました。 理由はホイールとのバランスです。折角の白いホイールが目立たなくなってしまうのを恐れたんです。(^_^;) その代わり、しっかりとクリアーを吹いておきました。これでいつでもツヤツヤです(笑)。 黒いボディに黒いキャリパーならあまり目立たないかもしれないけど、分かる奴には分かるって感じでいいかなと思っています(笑)。 |
これは今回使用したブレーキパッドです。プロジェクトμのHCチタン改で、今まで使っていたパッドよりも強力です。 だけど、後日談としてはここまでのパッドは要らなかったのかも知れません。(^_^;) キャリパーの効果によってただでさえ強力になったのに、更に効きのいいパッドを入れたら操縦性が悪くなりそうです。でも、フェードに関しては全く問題ないので、サーキットを攻める分には申し分ないですね! |
さて塗装が完了したら、先ほどのOHキットとブレーキパッドを組み込みます。 ダストブーツにはしっかりとグリスを塗ってくださいね〜。 ピストンの戻りが悪いとすぐに引きずってしまって、パッドが片減りしてしまいます。 ちなみに画像の左側は70スープラの純正フロントキャリパーです。こう見ても全然大きさが違いますね! あと、パッドを組み付ける前に角を削っておくと、鳴きを防止することが出来ます。 |