ワンオフ リアトランクバー取付の巻 その1

 ままま号の軽量化の一環として実施していたリアレインホース外しですが、レポートを書いた後に重大な問題が発覚しました。

 というのも、「リアのボディ剛性が大幅に落ちる」ということです。
 ハッキリ言うと、軽量化に伴うメリット以上にボディ剛性低下によるデメリットの方がデカイんです。

 スープラの骨格を形作るメンバーは、(誤解を恐れずに書くと)ハシゴのような形をしています。
 このハシゴの先端部分を、レインホースで左右を固定していたにもかかわらず外すとどうなるか、、、想像するとすぐ分かりますね。(^_^;)
 なので、もしこの時のレポートを読んだ人で俺もやってみよう!と思ってレインホースを外した人がいたら、、、戻した方が懸命です。

 だけど、あの軽量化の効果を知ってしまったら、、、元には戻せない、、、って人が多そうですね。(^_^;)
 もちろんおいらも同じです(笑)。

 じゃあ落ちたボディ剛性を上げるための対策を打とうじゃないか!ってことになります。

 ここで出てくるのがリアトランクバーです。
 このパーツは本来はリアレインホースの上部を繋げてボディ剛性を上げることを狙っています。
 実は、このパーツが市場に出回った頃においらも一度試着してみたのですが、正直その効果を感じ取ることができませんでした。
 そして、その時はすぐに外してしまっていたのです。

 しかし!
 今回は共締めしていたリアレインホースがなくなったのでこのパーツが活きてくるんですね〜!
 ただし取り付けにはちょっとした工夫が必要です。
 というのも、共締めするレインホースがなくなってしまったので、メンバー側に受けナットを用意し、トランクバー側からのボルトで固定する必要があります。
 また、固定するのにできるだけメンバー側に近づけて、トランクバーの効果を引き出すように高さ合わせ用のナットを挟み込みました。詳細は下の画像を見てみてください。

 それから、書き忘れましたがこのトランクバーは完全自作(=ワンオフ)です。
 製作には「たかぴょん」さんの多大なる協力を得ております。(その節にはお世話になりました。m(_ _)m)
 作り方としては、中古パーツ屋で適当な車種のタワーバーを買ってきて、パーツをばらして組み合わせるというもの、です。
 今ほどインターネットでパーツが豊富に入手できる時代以前のやり方ですね!
 この手のパーツは意外と他車種流用できるようです。皆さんも是非チャレンジしてみてください。(^^)

 さて、取り付けた効果はというと、、、純正リアレインホースを取り付けた状態までとは行かないまでも、十分にボディ剛性がアップしたことが感じ取れました。(^^)
 だけど、、、やはりもう少し剛性アップを果たしたい!せめて純正リアレインホース装着時までには持っていきたい!って気持ちもあり、次の作戦に行動を移すのでした(笑)。


トランクバーの取付部分。
ボルトやナットなどはもちろん汎用品を用意します。
トランクバーのバー部分はターンバックルになっているので、ある程度長さがあっていれば大丈夫です。
ちなみに、取付部分の下はこんな感じになっています。
トランクとメンバーの間は、ある意味中空になっているので、いくら強く締めこんでもトランクの鉄板が凹んでしまいます。
この対処として、すき間にワッシャーを挟み込んで直接テンションが掛かるようになってます。
もちろんこのワッシャーにも相当強い力が掛かることになるので、厚めのものを使用する必要があります。
取付完了の図!
ちなみにレインホース固定用の穴は2箇所あるんですが、より後ろ側の穴を使いました。
そうすることでボディ剛性アップにも貢献しますからね。(^^)
それから、この位置だとギリギリテンパータイヤも出し入れできそうです。
おいらはテンパーは常時乗せないんですが、、、まぁ参考に。(^_^;)

DIY満足度100%!


DIYメニューに戻る   TOPに戻る