シートベルト警告灯の新設の巻

 GA鈴木さんによるシートベルト警告灯の新設のレポートです。
 70スープラのスピードメーターパネルにあるシートベルト警告灯は、シートベルト未装着時に点灯します。
 通常では電球交換などのDIYが主流ですが、GA鈴木さんはこれを別の場所に新設するというDIYを行っています。
 このやり方を応用すれば他の警告灯の新設もできそうですね!(^^)
 以下はGA鈴木さんによるレポート内容です。
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私のスープラはスピードメーターをマイルメーターに交換しているのでシートベルト警告灯がありません。
車検の度にノーマルメーターに交換するのは面倒なので、新たにシートベルト警告灯を設けることにしました。

今回使用するツール&部品です。
 ・ハンダゴテ
 ・ルーター
 ・カッター
 ・セロハンテープ
 ・両面テープ
 ・グルーガン(固定と絶縁に使用)
 ・配線【エーモンのダブルコード0.5sq M271】
 ・フリータイプヒューズ電源[平型]【エーモン 2836】
 ・マグネットスイッチ【エーモン 1585】 ⇒  開閉連動スイッチ【エーモン 1588】
   (注)現在では開閉連動スイッチに商品変更となっています。旧型と同じくマグネットを使用しており、同じような使い方が出来ます。
 ・ミニカのスピードメーター【ジャンク品】
 ・コルゲートチューブ【100円ショップ品】長さ1.5m 内径9mm
 ・赤色LED【OSR5CA5B61P】
 ・カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W2kΩ【RD-25TJ202】 ※点灯すれば良いだけの回路なので高価なCRDは使用しません
 ・ユニバーサル基盤【廃材基盤の端っこ】
 ・プラ板【こちらも廃材】

LEDと抵抗は秋月電子通商というショップで購入しました。

スピードメーターを分解し、シートベルト警告灯の部分を切り取ります。
ハンドル右側のパネルに取り付けます。
切り取った警告灯と同じくらいの穴をルーターであけます。
適当なプラ板で化粧板を作成します。
小さい板のくり貫き作業は結構大変ですので、厚みのある物は避けた方が無難です。
この作業はカッターで行いました。
警告灯を化粧板の裏からセロテープで固定し、パネル本体へ両面テープでくっ付けます。
LED、抵抗、配線を基盤にハンダ付けします。
※この回路ではLEDに約5mAが流れます。
固定にはグルーガンを使用しました。
LEDの光が強すぎて遠目に配置しないと肝心なマークが見えにくくなってしまいました。
マグネットスイッチ〜LED〜電源の回路です。
ただし、今回はベルトを閉めた時に消灯させますので説明書の上の回路を使用します。
電源は運転席の右下にあるヒューズBOXから取ります。
【IGN イグニッション7.5A】のヒューズを抜き、フリータイプヒューズ電源へ差し替えます。
抜いた所に購入したヒューズ電源の端子を差し込みます。
マグネットスイッチは配線側をシートベルトの受け側に両面テープで取り付けます。
配線はコルゲートチューブに通して運転席下のアクセルぺダル付近まで引っ張ります。
マグネットはベルト側に両面テープで取り付けます。
全て金属部分に取り付けると受け側と干渉するので、若干ずらして取り付けます。
最後に略図の回路の通りに配線を延長加工して完成です。
これでベルトを閉めればマグネットが反応して警告灯が消灯します。
警告灯の取り付け方はそれぞれのセンスがあると思いますので、今回のレポートではマグネットスイッチの使い方の参考になれば幸いです。
他にも面白い使い方があるかもしれません。


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