パワステポンプ交換の巻

 車検も近づいてきたということで、事前準備も含めてスープラの下回りをチェックしていたところ、エンジンアンダーカバーがオイルでギトギトになってました。。。
 またオイルクーラーのカシメ部分からのオイル漏れか?!って思ったんですが、今回は違っていました。
 オイル漏れの原因は、、、パワステポンプからでした。どうやら、アンダーカバーをギトギトにしていたのはパワステフルードだったようです。

 70スープラの弱点の一つでもあるパワステポンプのオイル漏れが、ついにままま号にまで及んだのか、、、とちょっとがっかりしましたが、このまま放っておいても良いことなんて一つもないし、オイルギトギト状態では車検で落とされる可能性があるので、思い切ってパワステポンプ関連のリフレッシュをすることに決めました。

 パワステポンプ関連の部品は全て純正パーツでまかなうことができますが、調べてみると、パワステポンプ本体はめっちゃ高いらしいという情報を得ました。(詳細な価格は忘れました。(^_^;))
 しかし、パワステポンプにはリビルト品というのがあって、モノ自体は中古なんですが専門業者によって修理され、新品と遜色ないパワステポンプが安くGETできるようです。純正部品調達でいつもお世話になっているlainさんにお願いして、このリビルトのパワステポンプを入手してもらいました。(^^)
 そうして手にしたリビルトのパワステポンプは見た目も新品のようでした。しかも保証書がついていて、2年または2万キロ以内であれば保証対象となるようです。これは安心ですね。(^^)
 あと今回は高圧ホースも一緒に交換しました。これも値段が張りますが、面倒な交換作業をまたやらなくちゃならないことを考えると、パワステ関連は全部一気に交換しておいたほうが良いという判断です。

 そして、DIYでの取付ですが、、、これが結構面倒くさいです。(^_^;)
 年数が経っているというのもありますが、かしめているボルト類が相当固く締め付けられています。しかも、そのボルトもサイズがでかいのでパイプとかを使ってかなりトルクを上げないとつらいです。(^_^;)
 でもがんばればできないこともないレベルですね。高圧ホースがステアリングラックに刺さっている部分は目視できないですが、指先に神経を尖らせてください(笑)。仰向けで作業する場合は、ここで腹筋力が重要になってきます(爆)。

 それから、パワステポンプとパワステフルードリザーバタンクをつなぐホースの先端についているゴムパッキン(画像で○がついている部分)は要注意です。古いパッキンを取り除こうとしたら、ゴムなのにボロボロと崩れ落ちました。(^_^;)  おいらの予想としては、今回のオイル漏れの直接の原因は、このゴムパッキンの経年劣化によるものじゃないかと思っています。
 位置的にもこの部分が一番高い場所にあるので、ここで漏れたオイルが下に垂れてきていたように見えました。
 おいらの予想としては、、、
  1.パワステポンプとパワステフルードリザーバタンクをつなぐホースの先端のパッキンからフルードが漏れる
  2.フルードが減った状態のまま知らずに乗り続け、パワステポンプが焼きつく
  3.パワステポンプからステアリングラックへのオイル供給がなくなり、ステアリングラックが焼きつく
  4.完全重ステ
の順でダメになるパターンじゃないかなぁって思います。1の状態でフルードを足し続けているオーナーも少なくないかもしれません。

 おいらは今回全部交換しちゃいましたが、もしかしたらこのパッキンだけ交換すれば良かったのかもしれません(笑)。でもいつかは壊れる部品ばかりなので一気にリフレッシュしたのは良いことには違いないですけどね。(^^)
 あと注意点としては、カシメ部分で使用する銅パッキンは全部新品交換するってことでしょうか。結構たくさん必要になるので、DIYでやる場合はちょっと多めに購入しておくのが良いかもしれません。

 交換し終わったあと、新しいフルードを入れ、エンジンを掛けてしばらく注目!オイル漏れがなくホッと一安心。(^^)
 そのあとサーキットを走るなどしても漏れは見当たらないので、どうやら作業は完璧にできたと見ています。う〜ん、久々の重めのDIY作業がうまくいって良かった良かった!ちなみに、ディーラーでやってもらったら約1万円くらいの工賃が掛かるようですね。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれですが、チャレンジしてみたいという方がいましたら、アドバイスしますよ〜。(^^)

 パワステポンプの交換はちょっと、、、というならば、パワステポンプとパワステフルードリザーバタンクをつなぐホースの先端のゴムパッキンだけでも交換することを勧めます。これでオイル漏れが未然に防げたら安いもんですしね。(^^)



今回購入したパーツは以下のとおり。部品代は、平成17年9月時点の定価です。
おいらはお友達価格で購入したのでこれより2割以上安くGETしています(笑)。詳細は公表できませんが。(^^)

 ・ベーンポンプASSY             21000円 (リビルトパワステポンプ)
 ・プレッシャーフィードホース         25725円 (高圧ホース)
 ・プレッシャーフィードチューブガスケット    115円 (銅パッキン・1個の値段)


上側の赤○が矢印の先の部分に装着されて完成です。
先端についている黒いゴムパッキンは要交換ですね〜。

それから、この画像を見て何か違うな〜って気づいた人はスルドイ!
本当はついているはずのものが無い、、、。それはエアコンコンプレッサー用のプーリーですね。
このアングルからだと普通はステアリングラックに向かう高圧ホースは見えないはずです。

DIY満足度100%!


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