オイルブロック周辺の配管の取り回しが完了したら、エレメントブロック周辺の取付を行ないます。 このエレメントブロックには油温計・油圧計のセンサーを取り付けることができるんですが、油圧計のセンサーが若干大きいため、エレメントブロックのセンターユニオンに干渉してしまいます。(画像の赤丸部分) これの対策として、油圧計センサーの外周を1ミリくらい削ることになります。今回、私はこのエレメントブロックに油温計・油圧計のセンサーを取り付けましたが、記憶ではエンジン側のブロックにも取り付けが可能だったはずです。 また、ここでもセンサーにはシールテープを巻き、Oリングにはエンジンオイルを塗布しておきます。メーターそのものの配線は予めやっておいたので、センサーハーネスを室内に引き込んで接続するだけでした。 |
ここで問題が発生!! ホースについているスイベルの向きが説明書に載っているのと違うんです!! 作業している途中でずれてしまったのかもしれませんが、素人では直すのに苦労するため、うまい具合にホースが潰れない様な取り回し方法を見つけました。 そのため、ホースの取り回しは取付説明書とは全然違います。(^^A |
次にサーモブロックを取り付けます。 取り付けが完了したら、サーモブロックの周辺にあるスタビライザーと干渉するのを防ぐため、サーモブロック全体をグラスウールで巻いておきました。 |
オイルクーラーコアを指定の位置に取り付けます。 これも取付説明書に従って・・・・と言いたい所ですが、取付説明書をちらっと見ただけでやろうとすると訳が分からなくなるので、取付説明書を見つつ実際に合せながらやるのがポイントです。 |
サーモブロックとコアを配管します。 出来た!と思ったらここでまたもや大失敗!詳細はこちら。 原因はコア側の六角部分にレンチを掛けないで締め付けていったため、締め過ぎてしまい、オイルクーラーコアの口を折ってしまいました。そのため急遽同じコアを買う事に。。。これは勉強不足でした。 |
翌週、気を取り直して新しく届いたオイルクーラーコアを装着し、ホースがたわまないようにタイラップで固定します。 エンジンオイルを入れ、インタークーラー等を元に戻し、エンジンを始動。オイル漏れ等をチェックします。 時々アクセルをふかして負荷を掛けてやり、この状態で漏れが無いかチェックします。 ちなみにオイルエレメントやオイルクーラーコアには全くオイルが入っていない状態ですので、7.5リッター位のエンジンオイルが入りました。しかし、ちょっと多すぎたかもしれません。 |
オイル漏れ等が無いことを確認したら、配管やサーモブロックをタイラップで固定し、バンパーを装着します。ステンメッシュホースにはオイルクーラーキット同梱のコルゲートチューブを巻きました。 ここの段階で実走して、再度オイル漏れのチェックを行ないました。 |
全て問題が無い事を確認したら、最後にアンダーカバーを一部カットします。ホースと干渉していないことを確認して装着します。 以上で完成です。 |
仕様 | 水温・通常走行時(度) | 水温・全開走行時(度) |
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純正ラジエタ+純正サーモ | 90〜100 | 100〜110 |
銅3層ラジエタ+ローテンプサーモ | 80〜90 | 85〜95 |
上記仕様で油圧ファン強制高速回転 | 70〜80 | 75〜85 |
銅3層ラジエタ+サーモ+オイルクーラー+ターボAダクト | 70〜80 | 80〜90 |
上記仕様で油圧ファン強制高速回転 | 60〜70 | 不明 |