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問題のフロントキャリパー。 写真では分からないですが、細かい鉄粉がボディに付着していて錆がびっしりとついていました。(^_^;) 70スープラはフロント側がかなり重いので、フロントブレーキに負担が掛かるようです。 |
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タイヤを外すためにジャッキアップします。 「ジャッキスタンド」ではなくて、「ヅャッキスタンド」?!(爆) ドイツ人はこんな風にしゃべるんでしょうか。(^_^;) |
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運転席側を先に作業したんですが、レポートは助手席側からにします。 作業風景はこんな感じです。 まずタイヤを外して、キャリパーをずらします。 う〜ん、フェンダーの中にいい感じで頭を入れていますね!よい整備士になれそうですよ。 |
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キャリパーをずらすには14ミリ(だったかな?)のボルトを緩めればOKです。 グイッと斜め上に引っ張り上げます。 |
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おっと、その前にブレーキラインを固定しているブラケットを外す必要があります。 これを外さないと、キャリパーがブレーキラインに引っかかってしまいます。 |
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そうすると、こんな感じにキャリパーが外れてブレーキパッドが丸見えになります。 ここでさっさとパッドを外す前に、針金のようなものと、金具がどこについていたか覚えておいてくださいね。 いざ付けてみようと思ったときに分からなくなると困ってしまいますよ〜(笑)。 |
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写真の上側が外したパッドで、下側が純正パッドです。 もうほとんどパッドが無くなっていますね。ちょうど交換時期だったって感じです。 純正パッドについている金具は必要なかった(?)ので、ペンチでグリグリねじりながら取ってしまいました。(^_^;) あと、純正パッドは、フロント側左右セットで8000円でした。 |
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純正パッドをキャリパーにセットします。 元についていたように戻せば大丈夫です。(^^) あと、音鳴り防止にパッドの角を削っておきました。 純正パッドでも効果があるでしょう、たぶん。(^_^;) |
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さてパッドも付けたし、キャリパーをはめるかと思ったら、そうは簡単に行きませんよ(笑)。 ピストンが押されたままになっているので、厚みが増えた新しいパッドでは引っかかって入りません。 ここで、強引に入れようとすると壊れます(爆)。 本当は専用工具を使う所ですが、あいにくそんな気の利いたものはおいらは持っているわけはありません(爆)。 ここはあっさりと諦めて、キャリパーのオイルラインを緩めてしまいます。 |
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オイルラインを外したら、ピストンを棒のような物で押します。 あまり強く押さないで、じんわりと押してくださいね。 パッドがキャリパーに納まるまでピストンを押せたら、ほぼ完成です。 ボルト&ナットを元のように付け直して完了です。(^^) ブレーキフルードが付いてしまったところは、ブレーキクリーナーで洗浄しておきましょう。 |
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続いて問題の運転席側です。 上記のように同じ手順でパッドを外します。 こちら側は良く見ると、キャリパーの内側の窪みに鉄粉がいっぱい積もってました。(^_^;) パッドを外す前から何やら怪しい雰囲気がたっぷりでしたね(爆)。 |
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パッドを外してみてさらにビックリ! パッドがほとんどありません!(笑) と言うより、むしろ、全く無いと言ったほうが正しいですね。(^_^;) 先ほどの鉄粉の原因は、パッドの台座の金属とローターで削りあって溜まった物でした・・・。 |
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いやぁ、ここまで完璧に無くなっていると逆にすばらしいと言えますね(笑)。 しかし、上には上がいます。 おいらはその昔、この台座までも削ってピカピカにしたことがあります(爆)。どうだ、参ったか!(爆死) というアホな話はさておき(笑)、ブレーキは生死に関わる重要なパーツですよね。 なので、手遅れになる前に定期的に点検してチェックしておきましょう! あと、パッド交換したあとはブレーキフルードのエア抜きをしておきましょうね〜。 今回はパッドを買いに行ったりして時間が掛かりましたが、作業的には1時間もあれば出来ると思います。 満足度100%! |