2008年1月8日 筑波2000サーキット走行会

 前々回の走行会から2ヶ月。ブレーキのエア噛みトラブルに懲りたおいらは沸点の高いブレーキフルードに換えて準備万端な状態としていました。
 今回は何だかベストタイムが出そうな予感がしていました。果たしてどうか?!

 当日はそんな予感もあってか、走行開始直後に「1分4秒819」を記録!その他の周回でもほとんど1分4秒〜5秒台が出て、かなりいい滑り出しです。(^^)

 しかしその後は4秒台はコンスタントに出るものの、ベストタイムの更新まではいきませんでした。なぜ?!なぜ?!と自分の頭の中でハテナマークがたくさん出ていたところ、アクセル全開中の異音に気づきました。・・・これは聞いたことのあるいやな音、、、。
 ブーストが正圧に入るとビビビビ・・・と響くこの音は間違いなくタービンガスケット抜けの音!

 タービンガスケットが抜けるとブーストが上がらなくなるだけじゃなく、抜けたガスケットの隙間から超高温の排気ガスが漏れてエンジンルーム内が高温に包まれて全くいいこと無しな状態となります。

 しかしだからといって最後の走行を眺めて終わりってことにしたくはないと思い、ブーストを下げて走ることにしました。下げたブーストは1.0。このブーストならあのビビビ音も若干少なく、1ヒート走るだけなら何とか持ちこたえそうな感じだったので、これで一気に走りきることにしました。

 で、がんばって走った結果、この日のベストラップ「1分4秒798」を出してしまいました(笑)。
 最後の最後においらの頭の中のハテナマークが最高潮に達したわけです(笑)。
 あとで色々考えたところ、最後の周回の時はリアタイヤの溝がすでに0部山となっていたから、ブーストを抑えた走りにはちょうどいいセッティングとなったんだろうと結論が出ました。
 ということはそれまではタイヤがパワーに負けてグリップしていなかったってことになります、、、。最初のタイムが良くて、後半のタイムが伸びなくなった理由はここだったのでしょう、、、。次の走行会までには新しいタイヤが必要になるのは確定しました。(--;)

 あと分かったことは、ローブーストで溝無しタイヤでも1分4秒は出せるってことですね。無理してハイパワーとしなくても、ある程度のパワーがあればそこそこ良いタイムは出せそうな感じです。ままま号のブースト1.0はどのくらいの馬力なのか分かりませんが、体感的には400Ps前後といったところでした。今後はブーストを上げ下げしてみて色々試してみたいところですね。

 それからブーストを落とした時に、ダメ元で新たなライン取りを試してみたんですが、これがかなりいい感じでした。今までの固定概念で決め付けていたラインを思い切って変えることで新たな発見が見えたことも大きな収穫でしたね。これは次回の走行会で試してみたいところです。

 もちろん次の走行会までにはタイヤ交換、タービンガスケット交換をしておかなくちゃいけないという大きな条件がありますが!!(^_^;)
 今日の走行ラインを忘れないうちに早く次の走行会に向けた準備をしなくては!と気合が入りました(笑)。

1ヘア前のS字を快走中のままま号。
ブレーキ冷却用のダクトを新設したため、ナンバープレートは外してあります。
触っても温度の違いが分からないので効果があったかどうかは分かりません。(^_^;)
いや、効果があったと思いたい!(笑)
走行時間を終えてピットに戻ってくるままま号。
ナンバープレートが無いとちょっと違ったクルマに見えますね〜。
画像では分かりにくいですが、斜交バーのところに車載カメラが設置されています。
あとで見直しておいらの走行中の弱点を探していたりします。
あとはベストラップの走行ラインを見直して今後の勉強もしていますよ〜。
HPで公開しようとも思いましたが、見てみたい人ってあんまりいなそうだからやめました(笑)。